開催日時:令和7年5月14日(水)20:00~25:00
参加者:扶桑(「RTA Gate」主宰など)他4名
※発言内容を整理して掲載しています。また、掲載不可部分についてはすべて省略しています。
記録作成者:扶桑
・オフラインイベントはオンラインに比べてものすごくお金がかかる。オンラインはPC1台あれば開催できるが、オフラインは会場費等が重い。
イベントでかかる費用:会場費、機材費、運搬費、人件費、広報費等
・開催頻度が増えるほどに赤字が出やすくなる。(主に会場費)
ずっと赤字でやっていくことはできない。どこかで苦しいと思うタイミングが出てくる。
・RTAイベントは人数に対して施設利用時間が長くなる(=人数での頭割りの効果が薄い)ので、会場費がかさみやすい。
トーナメント大会等は人数が多く、時間もある程度決まっていて回転が速いので、一人当たりの徴収費用を下げられる。
・角の立たない集金方法を考えたい。
・入場料の取得は商用利用の規定に引っかかる可能性があるので要確認。
(公共施設等では入場料を徴収すると商用利用扱いとなり、貸出料金が上がることが多い)
・赤字が出ない入場料の適切な設定は難しい。人数の読みの精度が赤字の幅に直結する。
・2000円くらいまでにしておきたい気持ちはあるが、赤字を出しすぎると継続が厳しい。(入場料2000円、参加人数30人とすると6万円の収入)
・3000円となると主催としてもかなり負担に感じる。走者や解説側は機材配備の大変さをある程度わかってくれるところがあるので少し高めでも理解を得ら れるかもしれないが、「ゲーム見られるイベントあるし寄ってみよう」くらいの温度感の人からも入場料を取ることを考えると2000円くらいが取れる限界のように思う。
・オフラインイベントの基準が大規模イベントに置かれがちなのが苦しい要素ではある。関東以外の初回は概ね10人も来るようなら大成功。席が埋まって立ち見が出るイベントはほぼ皆無。
・首都圏のオフラインイベントの入場人数は東京に人口が集中していることを加味しても明らかに多く感じる。人が揃う魅力的な要素があるとは思うが、それがなにかは要検討。
・BYOCのブースはオフラインでイベントをやる理由となる企画の1つだが、本筋のイベントを集中して見たい人との折り合いをうまくつける必要がある。
・BYOCが盛り上がっているのはいいことではあるが、メインイベントとの音の問題が出やすい。
物理的に部屋を分ける方法は会場のレンタル費用が高くなる。客席後方にスピーカーを置くのは配線が難しくなりやすい。
・ゲーム機からキャプチャーボードまでの間になるべく物を挟まないように設計するのがトラブル防止のコツ。
・設計提案例(上図)
利点:映像トラブル時、問題の切り分けがしやすくなる。
欠点:音声の遅延が大きくなる。(ミキサーに音声を通す時点で遅延が出ることは承知の上と割り切れば、そこまで問題ではない)
・キャプチャーボードは安定しているものを選びたい。AvermediaとBlackmagicdesignが強い。
・ミキサーはZoom LiveTrak L-8が様々なRTAイベントで普及している。2人並走+解説を行いたいというニーズにマッチしている。
決して手が出ない価格でもなく同価格帯の選択肢が少ない。(他に良い選択肢となる機材を探しています)
・会場を借りる際に企画書が必要な場合がある。内容によっては貸してくれない可能性があるので、しっかりとした企画を立てる必要がある。
もちろん、安定した運営を行うためにも必要。
・イベントの企画に至る背景
・イベントの目的、コンセプト
・内容
・イベントを行うことによる想定効果
・スケジュール(開始前~イベント終了まで)
・使用する機材
・今後の展開
・イベントの日程調整を行い、「RTA Gate#5」(オンライン)を7月26日に開催することとした。