開催日時:令和7年4月14日(月)20:00~26:00
参加者:扶桑(「RTA Gate」主宰など)他4名
※発言内容を整理して掲載しています。また、掲載不可部分についてはすべて省略しています。
記録作成者:扶桑
・読んでくれないことを前提に組む→スタッフに触らせるところを極力減らす工夫をしたい
・なるべく書いてない方が正解。
・ロケテ大事。完璧だと思ってもトラブルが起きるのが本番。
・何度も検討して練り直すことが重要。
・運営の人数:人員管理ができない自覚がある場合は少ない傾向。(Gate 等)
・運営を複数人でやる以上、属人性が高くなるのは避けたい。
・運営スタッフが当日までにやることを理解していることが大事。運営の手が当日空いていないとトラブル対応ができなくなる。
・指示出しできる運営が大事。仕事を振らないと機能しない人員が浮きやすい。
・仕事を振ることは迷惑ではない。一人で仕事を抱えて爆発するほうが迷惑。マネジメント崩壊はイベントの開催が怪しくなる。
・イベント運営の理念設定の重要性。続けていくときに何を中核に置くのか。「やる」ということだけを目標には続けられない。
運営が増えたときに方向性がばらつく。
・Fukuoka RTA Forum は全員が同じ方向を向けている雰囲気を感じる。
理念の共有、チーム編成、スタッフがやるべきことを理解していて宙に浮いたスタッフがいない。
運営がビジネスライクな関係ではなく、仲良くやれているところが良い。
コミュニティを大事にしたいというイメージが伝わってくる。きっちりやるところをやれているから、イベント全体が良い空気感を作れていると思う。
オフラインイベント開催の教科書のようなイベントとして、イベントスタッフにおすすめ。
・会場費が主な出費になりやすい。場所によっては会場が全部管理するところや、無料のところもあるが滅多にない。
そういう会場はなるべくグリップしたい。
・どうやって良い会場を見つけるか→他のゲーム関係イベントとも接点を持つと拾えるかも。スマブラ勢が参考になるが取り合いになることも。
・会場は「どこを妥協するか」で選ぶ。全部揃う環境はないし、あっても高額。(例:音響、映像、座席、費用)
・オフラインイベントの「ふるい」:現地まで行く必要性
・オフイベだと人と人とが直接接する関係上、保安管理の重要性が上がる。警戒するに越したことはない。
・RTA は他に比べて比較的節度を守れている人が多い方。母数がまだ少ないからかも。
・オフラインはコミュニケーションが盛んになる分良くも悪くもいろいろ起こりやすい。
・設営時間は余裕を持つ。特に初回は2時間近くかかるし、想定より30分押すのが恒例。慣れても50分程度。
・20人規模のイベントでも撤収まで全員協力の下で30分かかる。1時間は見込む。
・セットアップは10分程度取ったほうが良い。2卓進行できてもセットアップ5分かかる。並走は2倍以上かかる想定がよい。
・Oengus は自動でセットアップを差し込んで計算してくれるのでおすすめ。
・Twitch 勢はレイドリレーの感覚でスケジュールを組まない。
・走者と運営で感覚は違う。走者は始まる前のことを覚えてない傾向。運営はセットアップを考える必要がある。
・EST 設定は個人の幅が大きい。
・バックアップは参加者のことを考えたタイミングで入れたい。先に入れるタイミングを伝えておくと夜間待機させなくて済む。
巻いても待機入れる判断も必要。
・オールナイトは運営がしんどい。オフイベだと会場管理がかなり面倒になるし、音や光の問題が出やすい。
・無理しないことが重要。いっぱい採用したい気持ちはわかるが現実を見る必要がある。スケジュールや運営の人数をよく考慮して計算する。
先に枠を計算してパターン整理するのもあり。
・何かしら「面白い」ところがあるものを採用したい。
・真剣に取り組んだプレイは面白い。RTA の実績のためにやるようなものはプレイ動画からある程度透けて見える。(たまに外すが)
・保安管理の関係上、少なくとも SNS は確認しておきたい。
・ラミネート機を使うほうがきれいで早い。キンコーズ等の店舗が良い。お金に余裕があるなら印刷費を上げよう。
・基本的には個人配信の環境を持ってくるところからスタート。
・用意できるもので勝負するしかない。
・基本的に機材費は高い。→レンタルで対応も手。理解が薄くなるので、事前テストしたい。
・荷物を減らしたい。現状はほぼ海外旅行スタイルになる。
・2回、3回やると機材は落ち着いてくる。配線は回数積む中で調整していくと無駄な出費が少ない。
・機材は経年劣化する。ケーブル類はたまに確認。断線していることも。
・三色キャプボはこなれているのでなんでもよい。
・HDMI キャプボは普及している物を使うのが良い。Avermedia が無難か。
・I 社は独自仕様多すぎて厳しい。E 社は相性問題が厳しい点だけが課題。
・中華キャプボは、仕様が怪しいが最終手段として使えるときがある。安いので1個くらい持っていても悪くない。
・HDCP は強敵。特に2系は厳しい。(iPhone、iPad、一部のノート PC 等)
・Switch2がオフイベの強敵になる可能性。4K60FPS または FHD120FPS を RTA 必須というゲームが出てくると、適切な解像度で掴むために HDMI2.1に対応してパススルーできるキャプボが必要になる。分配器、音声分離機もすべて HDMI2.1必要になるのでかなりハードルが高い。モニターも120FPS つかめるようにすると高く付く。PC だと OBS の全画面プロジェクターという抜け道があるが、Switch2の仕様待ち。万が一のために Switch を持ってきてもらうほうが良いかも。
・Zoom LivetrakL-6 は単走向け。モノラルでしか音が返らないところが課題。ステレオでゲームの音返す場合は追加でミキサーを用意することになる。
・会場に流す音はなんとかなるが、走者が聞く音を調節する方が難しい。
・ヘッドフォンを運営で用意すると荷物が増える
・音を会場スピーカーで流すことを考えるとダイナミックマイク有利だが、使い慣れていないと難しい。→ヘッドセットマイクやラベリアマイクを検討。
・LivetrakL-8程度の入出力があれば並走が開催できるが、その他の機材がもう1セット必要になるのでハードルは高い。費用もその分かかる。
・Starlink は FHD の60FPS 配信を実現できる。安い会場で回線が遅い時はレンタルを択として検討。(ただしアンテナを屋外に出す必要あることに注意)